今回は自ら学習し考える工場「スマート工場」を活用し、様々な工場の課題を解決する方法といっ たテーマでお伝えいたします。
まずは従来の工場では、生産計画から製造実行システムに製造指示が展開され、設備制御から制御 系ネットワークを介して、作業者やロボットなどの組み立てラインに指示が与えられるという垂直 型のデータの流れが一般的でした。
一方で、私たちコスモ技研が現在、お客様先で実施している「スマート工場」では、この垂直型 の流れに加えて、組み立てラインからの製造実行データが情報系ネットワークを介して収集され、 分析された結果が生産計画などにフィードバックされていきます。
これによって工場内の現場にあ る組み立てラインという物理的な仕組みと、生産計画から設備制御までの指示系・計画系の仕組み が相互につながり、“自ら学習し考える工場” が実現されることになります。
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