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『スマート工場アカデミー<26時限目>』(2025.07.01)

  • m-koshio
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

7月に入り、いよいよ夏の気配が濃くなってきました。まだ梅雨明け前とはいえ日差しの強い日も増え、夏の準備が本格化する時期です。

気温も湿度も高くなるこの時期は、体調管理が一層大切です。


技術屋集団コスモマンの一人「たかし」です。


気温と同じく、弊社に自動化のご相談を頂ける頻度が高くなっていますので、今回はご相談の内容が多い

「スマートファクトリーの必要性やロボット・AMRの活用」についてお届けします。




1. なぜ今、スマートファクトリーが必要なのか

 現在、製造現場では以下のような課題が顕在化しています。

  ●人手不足・高齢化による技能伝承の難しさ

  ●多品種少量生産への柔軟な対応要求

  ●生産コストの削減と品質の安定化

  ●カーボンニュートラルへの取り組み


これらの課題を克服し、競争力を維持・強化するためには、ロボットやデジタル技術を活用した「スマートファクトリー」への移行が不可欠です。



2. 産業用ロボットとAMRの役割

 ■産業用ロボット

  溶接・塗装・組立・検査・パレタイズなど、反復作業や高精度を要求される工程に導入することで、品質の均一化と生産性向上を図る事が出来ます。


 ■AMR(Autonomous Mobile Robot)

  AMRは、製品や部品の搬送を自律的に行うロボットです。

  以下のような活用が可能です。

  ●完成品の出荷エリアへの搬送

  ●複数の製造エリア間での連携強化

 既存設備に大きな変更を加えることなく、人手の補完・効率化に貢献します。



3. 導入効果と期待される成果

 ●搬送の自動化(AMR)・・・作業者の歩行距離削減・人的ミスの低減・物流の最適化

 ●加工・組立工程の自動・・・品質の安定・生産スピードの向上・トレーサビリティ確保

 ●生産全体の可視化・・・・・リアルタイムでの生産状況把握・迅速な意思決定

 さらに、デジタルツインやIoTと組み合わせることで、生産計画・設備保全・エネルギー管理も最適化され、より高度な運用が可能となります。



4. 導入の進め方(フェーズ別)

 現状診断・課題分析(現場ヒアリング・物流/作業分析)

  ↓

 小規模なPoC(実証実験):リスクを抑えた試験導入

  ↓

 本格展開・連携化:他ライン・システムとの接続

  ↓

 継続的な改善・教育:データ活用による現場力強化



スマートファクトリーの実現は一朝一夕ではありませんが、段階的な導入と現場に寄り添った我々コスモ技研の技術によって確実に成果を上げていくことができます。


ご不明点や導入に関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお声掛けください。

経験豊富な我々が、貴社の明るい未来のものづくりをサポートさせて頂きます。


暑さが本格化するこれからの季節、無理をせず、心と体のゆとりを大切に過ごしていきましょう。それでは今月も「ご安全に!」


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